丸善ライブラリー378
石頭なコンピュータの眼を鍛える コーパスで人間の視覚にどこまで迫れるか
佐藤真一・齋藤 淳 著    
発行元:丸善出版(株)



本書は、画像・映像をコンピュータに認識させ識別できるようにする「映像理解技術」研究の最先端を、わかりやすく解説します。 私たち人間は、画像・映像を見て、その内容がどういうものかを理解できますが、このような人間の脳と同じ働きをするコンピュータプログラムを作成することは、残念ながら今のところ不可能です。 インターネット上の検索サイトでは、キーワードに関連する画像を検索結果として表示させることができるようになりましたが、そのしくみも、画像にあらかじめヒモ付けされたキーワードテキストを探し出しているにすぎません。 決してコンピュータが画像の内容そのものを理解し、結果を返しているわけではないのです。 しかし、コンピュータに何とかして画像・映像を理解させようと、日夜取り組んでいる研究者たちがいます。 最新のデジタルカメラでは、被写体の中から人の顔を見つけ出し、そこに自動的にピントを合わせてくれる「顔認識機能」を搭載しています。この技術を実現するために、大量の画像データから人の顔だけを集めた「コーパス」が大事な役目を果たしました。コーパスをさらに充実させることによって、将来、顔だけでなくありとあらゆる森羅万象をコンピュータに認識させる「一般物体の認識」も可能になるでしょう。 本書では、こうしたコンピュータやロボットが「今見ているものが何か」を分かるようにする技術がどこまで進化しているのか、著者の対談なども織り交ぜながらわかりやすくご紹介します。

 丸善・ジュンク堂・文教堂の店頭在庫を確認する

【定価】本体760円+ 税 【判型・フォーマット】新書 【ページ数・時間】178ページ 【ISBNコード】978-4-621-05378-2 【発行年月】2009年12月

  内容の一部を見る pub-VIEWhttp://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/view/9784621053782.html

目次: