現代の応用化学・化学技術の全体像をとらえたレファレンス、10年ぶりの新版刊行

化学便覧 応用化学編 第7版

日本化学会 編
B5判・1788頁  2分冊セット 本体価格68,000円+税 ISBN978-4-621-08759-6
発 行:丸善出版株式会社


1月刊行

第7版のポイント
10年の進展・大幅な情勢の変化を踏まえ、内容を全体的に刷新。
全体方針は第6版を踏襲し、第II編「基盤的化学技術」で各分野に共通する基礎技術を、第III編以降で各論を体系立てて掲載。
「エネルギーシステム」編を新設し、「エネルギー変換技術」「エネルギー貯蔵技術」を章立て。
「計算機シミュレーションと情報科学」「バイオマス利用技術」を新たに独立して章立て。
「バイオテクノロジー」は基盤的化学技術として第II編へ移動。
無機・有機・高分子化学品/材料は分野ごとにまとめなおし、検索の便に配慮。


編  者

[編集委員長]
辰巳 敬
 (東京工業大学)

 
[編集幹事]
浅沼 浩之 
(名古屋大学)
高田十志和 (東京工業大学)
藤岡  洋 
(東京大学)


瀬戸山 亨 
(三菱化学株式会社)
角田 欣一 (群馬大学)
細田  覚 (住友化学株式会社)
[編集委員]
朝見 賢二
 (北九州市立大学)
石原 一 彦 (東京大学)
逢坂 哲彌 (早稲田大学)
尾中  篤 (東京大学)
鞠谷 雄士 (東京工業大学)
木原 伸浩 (神奈川大学)
近藤 昭彦 (神戸大学)
財満 鎭明 (名古屋大学)
鳥海  明 (東京大学)
橋田  充 (京都大学)
福岡  淳 (北海道大学)
増田 隆夫 (北海道大学)
松本 英之 (セレス企画)
宮村 一夫 (東京理科大学)
横山  泰 (横浜国立大学)

飯島 信司
 (名古屋大学)
内本 喜晴 (京都大学)
大坪 敏朗 (住友化学株式会社)
神谷 利夫 (東京工業大学)
岸本  昭 (岡山大学)
古賀 伸明 (名古屋大学)
近藤 道雄 (産業技術総合研究所)
中條 善樹 (京都大学)
西山  豊 (関西大学)
半那 純一 (東京工業大学)
本多 裕之 (名古屋大学)
松久 敏雄 (クラリアント触媒株式会社)
三浦 則雄 (九州大学)
森田 一樹 (東京大学)
吉川 明彦 (千葉大学)


刊行にあたって

 『化学便覧応用化学編』はその『基礎編』とともに,日本化学会編の便覧として幸いにして高い世評をえながら版を重ねて来た.応用化学・化学技術の変容は激しく,応用化学編はおおむね7年ごとに改訂されて来た.今回は,改訂にやや時間を要したが,“up-dated and completely revised” とした第7版を刊行することとした.
 前回の第6版では,応用化学・化学技術分野の細分化ならびに総合化と周辺領域との融合を踏まえて,現代の化学技術の全体像を捉えるために,編章の構成を第5版から大きく変更した.第7版は,第6版の趣旨を大いに踏襲したが,第6版で「第III編 基礎化学品」と「第IV編 高機能性化学品」として編成した内容については,基礎化学品と高機能性化学品の区分の困難さやそれによって生じがちな叙述の重複や欠落,さらには検索における不便を避けるため,「第III編 無機化学品/材料」および「第IV編 有機・高分子化学品/材料」とし,第5版以前に倣った編立てに戻すことにした.また,最近のエネルギー問題対応のための化学技術への関心の高まりとその進歩を勘案し,エネルギーシステムと題する編を新たに設け,さらに福島第一原子力発電所の事故による汚染や関連化学技術についての記述を追加した.
 近年の情報の電子化,インターネットの急速な発展により情報検索手段が大きく変化したことへの対応については,このような時代に紙媒体として出版することに対する疑問も聞こえたが,ハードコピーとしての化学便覧の特長は「掲載した情報の信頼性」と「体系化された全体構造の提示」であり,存在意義を持つものであるという結論に達した.インターネットにあふれる情報とは異なり,応用化学・化学技術の広範な分野の第一人者が集う日本化学会の叡智を結集することによって新しい便覧を刊行することは,応用化学・化学技術の新しく正しい情報を広く読者に伝えるとともに,化学技術の発展に貢献できるものと信じている.さらに,ハードコピーに入り切れない図表,写真などを掲載し,かつ幅広い話題に対して検索の便のよい電子版も刊行する.
 本改訂版は発展の大きい応用化学分野に力点をおきつつも,既往の化学技術・産業もカバーしたものであり,化学に携わるか否かを問わず幅広い読者に受け入れられ,応用化学・化学技術全体にわたっての概要を知るための便利で使いやすくかつ信頼される媒体として大いに活用されることを願っている.
平成25年師走
編集委員長 辰巳 敬


目 次

I 総 論
1. 化学技術と社会
2. 化学産業の基盤

II 基盤的化学技術
3. エネルギー関連技術
4. 化学品生産技術
5. 高分子合成・加工技術
6. 触媒・吸着技術
7. 電子・光材料プロセス技術
8. バイオテクノロジー
9. 分析・計測・管理技術
10. 計算機シミュレーションと情報科学

III 無機化学品/材料
11. 無機基礎化学品
12. セラミックス・炭素材料
13. 金属材料
14. 高機能性無機材料

IV 有機・高分子化学品/材料
15. 有機化学品
16. 医薬品
17. 農 薬
18. 高分子材料

V 電子・情報デバイス
19. 電子素子技術
20. 大容量情報ストレージシステム
(磁気記録・光記録)
21. 光素子技術
22. 表示・ハードコピー技術
23. センサー技術

VI エネルギーシステム
24. エネルギー変換技術
25. エネルギー貯蔵技術

VII バイオ化学技術
26. バイオマテリアル
27. バイオインダストリー
28. バイオマス利用技術


組見本







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